2021/12/27 18:00

2021年に開催された競技かるた大会についてまとめました。

今年も昨年に引き続きコロナ禍の影響により中止・延期を余儀なくされた大会が多くありました。
一方、初段認定大会の開催によって、通常の大会を中止した場合でも大会が開催された地域が多くあります。また、これまで通常の(昇段・昇級が関わる)大会が元々なかった地域でも、初段認定大会が開催されるなど、競技かるた大会の全国への拡がりが見られました。初段認定大会については賛否ありますが、大会を開催する地域が増えたことはひとつ良い点だったと考えられます。
大会数については多くの地域で年に1、2回の開催である一方、東京・関東では多くの大会が開催されていることがわかります。競技人口も大会数に比例して多いため競争は激しいと考えられますが、大きな金銭的・時間的・体力的な労力なく、多くの大会を経験できることは大きなアドバンテージと言えそうです。大会数は大会を開催する団体(一般会)の数が多いほど多くなるため、現行のしくみの中では、この状況は今後も変わらないと考えられます。
来年はコロナ禍の影響が収まり、多くの地域でさらに盛んに大会が開催されることを願っています。